規制改革de進む オンライン申請
本年6月7日に≪規制改革実施計画≫令和4年版 が閣議決定されました。
この規制改革のなかで、行政手続きのオンライン化が推進されています。各種申請のオンライン化は我々の業務にも直結しており、これまでは管轄の地方窓口まで申請に行くことが必須であったところ、オンラインで完結するというのはまさに技術の進歩、そして行政の考え方(オンライン化へ取り組む姿勢)の進歩を感じます。
言うまでもなく、これらデジタル化を後押ししたのはコロナ禍でしょう。これまで行政側は、「オンラインでも一応手続きできますよ~でも分からなかったら窓口で申請して下さいね!」という構えでしたが、これからはオンライン手続きをメインの手法とすべく、改革しているのです。
規制改革実施計画については、以下の内閣府サイトまたは首相官邸ページより閲覧できます。100ページ程のボリュームで、ごく近い将来の取り組みについて期限を設けてかなり細かく記されています。いま、どんなところに国は問題意識を持ち、そして見直していて、今後どのような方向に動いていくのかを読むことができるので、大変興味深いです。
「行政手続きのデジタル化の基盤整備」、「オンライン化の推進」、「ローカルルールの見直し」、「行政手続きにおけるキャッシュレス化の推進」など、行政書士として気になる項目がたくさんありました。
参考;内閣府サイト 規制改革 公表資料
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html